2017/07/20

我が家の教育方針”サバイバル力”

こんにちは。

リバース・フロウの清原です。

 

全国的に、天候が荒れていますね。
海外でも、大きな地震が起きたり…

 

妙に続いているこうしたニュースに触れていると、
あらためて思います。

 

私たちは自然のちょっとした力で、どうにでもなって
しまうような脆弱なインフラの上に、生活させてもらっ
ているんだな、と。

 

日常が当たり前になりすぎて、いざ大規模災害が起
きたとき、どうやってサバイブしていくのか、ここにきて
問われている気がします。

 

 

 

というわけで、今回のテーマは、最近のニュースから
感じている「サバイバル力」についてです。

 

 

今日は、仕事ではなく、子育ての話が中心となります
ので、ご容赦いただければ幸いです。
 

 

我が家の息子たちへの教育方針は、シンプルです。

 

 

それは簡単に言えば、「サバイバル力をつける」こと。

 

この、サバイバル力というのを私なりに解釈すると、

 

ズバリ”稼ぐ力”につながります。
少し丁寧に分解します。これはつまり、

 

1)生き抜くための知恵をもっていること

 

2)生き抜くための体力を備えていること

 

3)生きる意欲をもっていること

 

と、なるでしょうか。

 

 

すでに周知のとおり、子供たちが学校で得る知識の
ほとんどは、すでにGoogleが代わって答えてくれる
時代です。

 

 

「こんなことを覚えて、何の役に立つの?」
と、私はよく子供たちに質問されます。

 

元素記号や数式、音符…などなど。

 

私も、やはりこういった知識を詰め込んで受験をして
きた世代です。

 

というわけでは、そんな私は彼らの質問に、いつも
こう答えています。

 

 

「覚えても、あまり社会では役に立たないよ」と。

 

 

きれいごとを言って、大人を正当化するつもりは
ありません。

 

私が言いたいのは、「だから勉強しなくても良いんだ」
では、ありません。

 

むしろ逆、「でも、勉強しなくてはいけない」という主義
です。

 

これは、今から説明する

 

・理解する深度を持つこと

 

・知識の獲得方法を得ること

 

・知恵に転化すること

 

 

が、これからの世代には必要だと思っているからです。

 

私なりに悩みながら取り組んでいることを、少し共有し
てみたいと思います。

 

 

 

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 <サバイバル力の前提その1>

 

 ”知識”の獲得方法について

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「授業で覚えても、だいたいのことは社会では役に
 立たない」

 

と、私はまず息子たちには伝えています。

 

そりゃそうです。

 

もはや中二の長男は、ウェブサイトの検索機能を使い
こなすのはもちろんのこと、

 

自分の好きなアプリの攻略法を、動画でアップし、
海外のゲームファンが訪れるくらいの”技”を身に
つけています。

 

恐らくそのうち、この手法で彼はいくばくかの小遣い
を得るレベルにはなるでしょう。

 

 

我が家の息子たちは、二人そろってお金を稼ぐことに
興味が強いです。

 

その、そもそもの原因は、私から子供たちにあげる小遣い
が少ないからです。

 

これは、私がしみったれだという理由以外に、ちゃんとした
理屈もあります。

 

 

通常、例えば小遣いが少なくて、自分のほしいものが買え
ない場合、取る方法はシンプルです。

 

 

「小遣いをもっとくれ」と主張するか、

 

「人から盗む」か、

 

「あきらめる」か、

 

「稼ぐ」しか、方法はありません。

 

 

1つ目の「もっとくれ」のやり方は、我が家ではやるだけ
ムダです。

 

理由は、私が聞く耳をもたないからです。

 

 

 

2つ目の「人のお金を盗む」も、ムリです。

 

理由は、彼らにとって違法行為をしたときは、警察よりも
父親が怖いからです。

 

「もしも犯罪を犯したときは、無事に警察までたどり着ける
と思うなよ」と、伝えてあります。

 

日本は法治国家ですが、その前にオトシマエというものが、
我が家には存在します。

 

 

 

3つ目の「あきらめる」は、取るに足りません。

 

「ほしい」というモチベーションが、その程度のものだった、
で終わりです。

 

 

 

ということは必然的に、彼らには「稼ぐ」しか方法が残り
ません。

 

この、「自分に合った方法でお金を稼ぐ」方法というもの
は、彼の行く私立中学でも、教えてくれないらしいです。

 

授業では、相変わらずペンと紙を使い、机に向かい、
先生から「やれ」と言われたことを、意味もわからず
やらないといけません。

 

 

私は彼らに、こう伝えます。

 

「たしかに、お前らが授業で学ぶことは、社会

 

 に出て役立つことは少ない。

 

 でも、『覚える』という行為そのものには、

 

 意味があるよ」

 

 

要するに、私が彼らに言いたいことは、こういうことです。

 

「勉強という行為は、大事だ。
 だから、勉強そのものから逃げてはいけない。

 

 その行為から逃げないかぎり、テストの結果
 はまったく問わない」

 

 

今の世の中、たいていのことは、Google(いまやSiri
ですが)に聞けば、知識はあふれるほど得られます。

 

 

ところが、「Googleが教えてくれたから」という理由が、
彼らの”知識の獲得手段”になってはまずい、と思うの
です。

 

 

そうではなく、
知識を「どうやって」自分のものにしたか、が大事です。

 

つまり、

 

知識を獲得することそのものが目的でなく、

 

知識を獲得する「手段のバリエーション」を

 

得ることが、自分で勉強する目的です。

 

 

Googleで検索することが得意になったとしても、

 

もしも大災害が起きて、ネット環境から切り離された
環境で生きなければならなくなったとき…

 

我々はいったい、どうサバイブすれば良いのでしょう?

 

何を頼りに情報を得れば良いのでしょう。

 

・人に聞く?

 

・不確かな噂を信じる?

 

・新聞や雑誌を読む?

 

・ニュースを見る?

 

・図書館に行く?

 

こうした、「いざ」というときに自分を支えてくれるのは、

 

「あのとき自分は苦労してがんばった」という自信だと
思っています。

 

最近すっかり廃れてしまった「レジリエンス」という言葉
が当てはまる気がします。

 

 

 

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<サバイバル力の前提その2>

 

”知恵”への転化について

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そして、次に大事なのは、得た知識を”知恵”として使える
ようにすることです。

 

今日は我が家の話ばかりになっしまいて恐縮ですが、

 

小5の次男坊の行動を観察していると、じつに興味深い
ものがあります。

 

彼のある行為を見ていると、「知識から知恵」への転化の
リズムが、小刻みに貫かれているのが、わかります。

 

最近の彼いわく、生涯のテーマにしたいのは、「生き物」だ、
とのことです。

 

そして彼の知識の源は、「図書館」と「ウェブサイト」です。

 

特に毎年、この夏場になると、彼が”知識”を”知恵”に変えて
いくプロセスが、わかりやすく観察できます。

 

どんな行動をとっているかといえば、

 

1)まず図書館に行って、興味のある生物本を何冊か借りて
 きて、読む。

 

※夏場は主に、川魚、カメやザリガニといった水生生物、
 カブトムシやクワガタムシなどの昆虫。

 

2)ウェブサイト(主に動画)で、興味ある対象の生物の
 捕獲や飼育方法を覚える。

 

3)実際にほぼ毎日、近所の公園、あるいは遠出をして
 釣りに出かけ、水生生物や昆虫を捕獲する。

 

4)得た情報を頼りに、飼育し繁殖させる。

 

5)殖えて飼いきれなくなった分を友達に分けてあげ、
 感謝される。

 

 

 

この次男坊の場合、「興味を持つ→人から感謝される」という、
いわばPDCAのようなストーリーを、彼なりに完結させていると
言えます。

 

 

私が、社会でまったく役に立たないと思う音符や元素記号を、

 

「覚えるという行為自体に意味がある」と主張するのは、こう
いう理由です。

 

知識を頭に埋め込もうという作業自体(獲得
手段)が、

 

ものごとへの「理解の深み」を増す行為だと思っています。

 

情報を蓄積するための容量を増やす、と言いましょうか。

 

もっと簡単に言うと、
勉強は「脳みそを鍛える」トレーニングだと思っています。

 

知恵は、一度身につけることができれば、一生使い続け
られます。

 

だれに奪われることもありません。

 

そして、扱うものが違ったとしても、それを応用する、
つまり自分だけのフレームワークとなるのです。

 

そのためにはやはり、知識を得る方法を自分なりに
習得することが必要なのです。

 

 

そういった意味で、私はやはり、子供は「勉強しなければ
ならない」と思っています。

 

間違っても「良い成績をとらなければならない」、ではなく。

 

頭が柔らかいうちに、「勉強」という「脳トレ」をさせておくべき
だと思っているわけです。

 

「勉強が嫌いだ。しない」と言いながら、オトナになってしまった
人たちがいます。

 

彼らには、情報を獲得する手段が欠落しているわけです。

 
知性がないことに加え、サバイバル機能も備わっていません。

 

こういう人たちが、例えば先の震災時、主に都心で見られた
ように、目先の情報に振り回され、右往左往し、来るはずの
ない電車やバスを待ちながら、駅で座り込んだり、ただ立
っていたりすることになるのです。

 

 

以上のような理屈で、私は子供に、

 

「授業で得る知識はあまり役に立たない。

 

 でも、勉強しろ」

 

と伝えているのです。

 

 

情報の獲得手段さえ手に入れれば、それを知恵に転化
させるには、そう時間はかからないはずだからです。

 

 

そして、さらにそれよりも大事だと思うのが、これです。

 

 

 

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<サバイバル力の前提その3>

 

「生きたい」という意欲。

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シンプルですが、これほど深いテーマはなかなかないでしょう。

 

そもそもこれは”意欲”なのです。

 

はたして、身につけられるものでしょうか?

 

しかし、やはりそもそもですが、これなくしては生きていけま
せん。

 

知恵があったって、体力があったって、
「生きたい」という気持ちがなければ、そう永くは生きられない
でしょう。

 

そしてこのテーマについては、正直、私も正解を得てはいません。

 

 

ただし、これだけは言えます。

 

 

生きる意欲というのは、最初に、

 

「自分は生きていても良いんだ」という確信が必要である、
ということ。

 

 

そのためには、「自分は大切にされている」

 

という環境があってこそ、思えることなのではないでしょうか。

 

 

世の中には悲しいことに、生まれた環境によっては、虐げられ、
「お前の生命なんか軽いんだ」と洗脳される幼い子供たちが
存在します。

 

そうした子供たちは、何か壁に当たったりすると、「もういいや」
と、自分から命を投げ出してしまったり…

 

本当に、残念なことです。

 

 

 

子供たちがこの、ややこしい時代を生き抜いていくためには、

 

せめて、まずはその環境を整えてやるのが、大人の責任です。

 

 

「お前には生きる価値があるんだ」

 

「だから、自分を大切にしなさい」

 

「だから、人も大切にしなさい」

 

 

と、普通に言える大人のいる環境が、彼らが、「自分は生きていて
良いんだ」と思える環境となるのです。

 

この土台がないことには、さらに前向きな「生きる意欲」なんても
のは、とうてい生まれないでしょう。

 

私がわかっていて、さらに自分なりの解釈としてお伝えできるの
は、ここまでです。

 

以上が、私が子供たちへの教育テーマとして重視している、
サバイバル力の礎(いしずえ)です。

 

 

 

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<少しだけ、応用編>

 

お金を稼ぐ力について

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そしてさらに、最近は、応用編を始めています。

 

 

詳しくは、また機をあらためたいのですが、
それは、

 

「お金がほしいなら、時給で働くな」

 

ということです。

 

 

彼らには当然、まだピンと来ていないようですが、私は先日、
二人に向けて言いました。

 

 

「それに対してお金を払ってくれる人を、見つけること。

 

 価値を見出してくれる人だけに、それを届けるんだ」と。

 

 

経営者である読者の皆様なら、おわかりですね?

 

 

「1時間いくらもらえる?」

 

つまり雇われる側のフレームワークでお金を稼ぐことを
考えても、その金額に限界があるからです。

 

時給で雇われるというのは、極端な言い方をすれば、
価値を生んでも生まなくても、扱われ方は同じ、という
ことですよね。

 

 

こうして、あまり「お金を稼ぐ」ことばかり言っていると、
品のない言い方に聞こえるかもしれません。

 

しかし、我々が先祖代々の大富豪でないかぎりお金と
いうのは、その人の「知恵」が転化される、最終的な
カタチです。

 

これ以上わかりやすく、その人の知恵の豊富さが反映
されるものはありません。

 

 

これからの、ややこしい時代をサバイブしていかなくて
はならない息子たちには、せめてこの感覚を身につけて
ほしいと思っています。

 

 

 

これからもとうぶん、小遣いの額は上げないで、回りくどく
支援していきたいと思います。。。

 

 

 

<まとめ>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・教育には「サバイバル力」が必要。

 

・サバイバル力には、知恵、体力、生きる意欲が必要。

 

・お金を稼ぐ手段は、知恵の深さに比例する

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〜人生とビジネスをフローにするために★☆

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆

(ラ・ロシュフコーより)

 

馬鹿には善人になるだけの素地がない。

 

 

 
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