2019/07/23

世間と向き合う態度

こんにちは。
リバース・フロウの清原です。

 

いよいよ梅雨明けですね。

 

私は今日、定例の健康診断を受けてきました。

相変わらず胃カメラは慣れないものですね。

医療施設とはいえ、妙齢の女性の前で涙し

ながら嘔吐するのは、客観視すれば、かなり

滑稽な絵です(笑)

 

 

さて今日は、最近起きている世間の騒ぎに

ついて思うところを書いてみたいと思います。

 

・京都で起きた痛ましく悲惨な事件。

・エンタメ界でのドタバタ劇。

・国政選挙。

 

この1週間で起きたことにしては、とてつ

もなく多くの、そして大きなことを目の

当たりにしてきましたね。

 

メディアもこの3大ニュースばかり取り上げ

ています。

そして、自己メディアを持つ日本人の多くが

これらの出来事について、ああでもない、

こうでもない、と意見を飛ばしています。

 

 

私はこの1週間、SNSを含め

「当事者でもないのに、自分が重要人物で

あるかのように、人を裁き、空疎な意見を

述べてる」人たちを、

かなり冷めた目で眺めていました。

 

 

私たちはもちろん同じ人間として、シンパ

シーを感じる出来事にはまるで自分事のよ

う感じ、反応し、一喜一憂するものです。

 

しかし最近、思います。

 

テレビやらデバイスの前で、他人の私たち

が一喜一憂したところで、当事者にはまっ

たく関係がないのだ、と。

 

著名人のつぶやきをリツイートしようが、

SNSにイイネしようが、

居酒屋の話のタネにしようが、

 

実際は当事者である方々に、何の役にも

立っていません。

 

ではなぜ、私たちはやたらと他人事に

首を突っ込みたくなるのか?

 

それは、誰もが、意識の根っこにボンヤリ

「自分は、重要人物だ」と思っている

からではないでしょうか。

 

だから

「自分の意見は尊重されるべきで、

それによって社会に影響が少しはある」

と思っているからではないか、と。

 

組織でも、なぜか人は他者よりも自分の

ことをポジティブに評価するものです。

 

 

「自分を重要視しすぎないのは、

人生の基本中の基本だ」

 

と、最近私が読んだ本の著者ロルフ・

ドベリが言っています。

 

「自分を重要視する度合いが低ければ

低いほど、人生の質は向上する」と。

 

最近の私の心持ちに、この言葉はほぼ

フィットしています。

 

心配しなくても、私たち一人一人には、

社会を変えるほどの力はありません。

 

私も若い頃に妄想しがちだった

「なにか大きなことを成してやろう」と

いったことにも、もう興味がありません。

 

 

できることを、

与えられた役割を、

決めたことを、

ただ淡々とやるしかないのです。

 

私が大切にしていることは、これです。

それが人生の質を決めると、私は思っています。

 

だから私は、世間の出来事について、

あるいは「気になる他人事」について、

二者択一の態度を取っています。

 

 

・無関心を装う

つまり、自分にはどうすることもできない

なら、それを見てストレスを感じること

自体ムダ。

だから、見ない。

 

 

・実際に動く

どうしても「かわいそう」「許せない」と

いう感情を背負い込むくらいなら、おカネを出す(寄付する)。

あるいは、選挙に行って投票する。

こうして、直接役に立つための行動をする。

 

 

この2つのいずれかをやっています。

 

私は「野次馬」、「評論家」という道は断っています。

 

だから、徹底して他人事、あるいは関心があ

るなら関わる、のいずれかしかありません。

 

 

ちなみにこの1週間の3大ニュースについて

私が取った態度です。

 

・京都での悲惨な事件

→動く

つまり「寄付」そして「ニュースは見ない」。

※見ていても当事者の状況は何も変わらない

そして気が滅入るだけ。

※寄付は、全国のアニメイトの店舗でできます↓

https://www.animate.co.jp/info/

 

・エンタメ界のドタバタ劇

→無関心を装う

※そもそもこの件は、他人の私が意見など

持たなくてよい

 

・国政選挙

→動く

つまり、「投票」。

※経営者として納税している先なので関心

がある。

 

 

こういった具合に、自分の持つエネルギーを

ムダ使いしないよう、心がけていました。

 

余談ですが、今回の参議院選挙の投票率が

48%台だったというのは、ショックすぎました。

 

ここまで国民が自分のことにしか興味がない

国だったとは。。。

民主主義がすでに機能していないのではな

いかと、薄気味悪くなりました。

 

SNSや自己メディアでは、

さも自分が重要人物であるかのように意見や

裁きを垂れ流しながら、

 

いざ目の前に、その考えを行動に移す機会が

表れても、何もしない。

 

そして、出た結果に対して、またしても空疎

な意見を述べ立てる。

 

この「口だけ」な態度を取っている自分を
恥ずかしく思わなくなったのか。。。
そもそも、そんな自分に気づいていないのか。。。

 

この1週間で私が見た、トボけたニッポンの姿でした。

 

 

というわけで、日ごろから

あまりに多くの大きな出来事、情報が、私たちを

疲れさせようしています。

 

当たり前ですが私たちは、できることしかできません

やれることしか、やれないのです。

 

だから、

さっさと「万能感」を捨て去り、

世間の出来事に対して、自分が反応する範囲

を決めておく必要があると思います。

 

その方が、いざというときのために、エネル

ギーを節約できるはずです。

 

起きる出来事すべてに反応し、四方八方に

エネルギーをまき散らしていては、大切な

ときに、動くことはできません。

 

 

つまり、

 

向き合うと決めたことには、

丁寧に、じっくりと、100%

向き合えるよう、

自分を整えておく必要があります。

 

 

 

今回も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

わずかな言葉で
多くを理解させるのが、
大人の特質であるなら、

 

小人はこれとは逆に、
実に多くの言葉をしゃべりたてながら、
相手に何一つ伝えないという

 

天与の才能を持っている。

2019/07/11

ダイバーシティが進まない理由を考える

こんにちは。
リバース・フロウの清原です。

 

涼しい日が続いていますね。

24~25度。一年中こんな気温が続いてくれ

たらいいのになと思います。

 

 

さて、世の中ダイバーシティやインクルー

ジョンの必要性が叫ばれて久しいですね。

 

しかし、私の知る限りそれがうまくいってい

る企業は、主に欧米の外資系に限定されてい

るような印象です。

 

「たいへんうまくいっている」という日本企

業を、じつはあまり多く知りません。

 

今日はその問題の本質について考察していき

たいと思います。

 

 

 

 

多様性を受け入れることは大切。

(ダイバーシティの考え方)

 

多様性を活かすことも大切。

(インクルージョンの考え方)

 

 

 

きっと皆さまもそう思っていることでしょう。

私も、実際にそう思います。

 

 

では、なぜ企業でうまく進まないのか。

 

それは、大げさに言えば、

 

「人間関係」を説明するときの、

西洋と東洋の土着的な価値観の違いにあるの

ではないかと思います。

 

 

 

例えば、キリスト教を代表とする西洋的な

宗教的価値観において、

 

人と人との関わり合いのゴールは「自立」で

あり、「自律」です。

人に頼らず、はやく一人前になってもらう

ことを相手に求め、

 

それ故に、他人に必要以上に踏み込まず、

価値観を否定もしなければ受け入れもしない。

 

乱暴な説明ですが、こんなスタンスに、そも

そも立っているのではないかと思います。

 

ですからある意味、自立を求める厳しさを

もって「一人前として扱う」という準備が

できているように思います。

 

だから、そもそもダイバーシティの考え方は

当たり前の概念というわけです。

 

 

 

ところが、日本はちょっと違いますね。

(私は日本と韓国しか知りませんが)

 

相手の自立を求める概念は、最初からは

持ち合わせていなかったようです。

 

狭い土地でたくさんの人どうしがうまくやって

いくには、

「お互いさま」とか「おかげさま」という

関係を築くことが必要です。

 

となると、必然的に人間関係のあり方として

「ひとりでは生きていけない」という感覚

が育まれますね。

 

 

さきほどの西洋的念とは、まるで真逆です。

 

 

そして、ダイバーシティが国内企業で進まない

本質がここにある気がします。

 

つまり、私たち日本人の「人間関係」について

のコンセプトとして、

 

「お互い助け合わないといけない関係だから、

 

相手のことをよく理解しないといけないし、

 

そのつもりさえあれば、

 

人間どうし、理解はしあえる」

 

という、前提に立っているのではないでしょうか。

 

 

「人間どうし、理解し合える」

 

この基本的な概念こそ、ダイバーシティにつまづいて

しまう、問題の本質があります。

 

 

みなさんは、この考えを疑ったことはありますか?

 

 

私個人の見方ですが、

「人間関係」について基本的な考え方を表明してみます。

 

「人間どうしは、そもそもわかり合えない」

と思っています。

 

よほどのことがないかぎり、「分かり合う必要もない」

とも思っています。

 

ですから、

「他者を否定する必要も、受け入れる必要もない」

と思っているわけです。

 

さらに言えば、

「だからこそ、理解するためには努力が必要」

と自覚しているのです。

 

 

この考え方をするようになって、

私自身、本当にストレスが減りました。

 

あれほど頭を悩ませていた、長男との

間柄も、今ではほぼノーストレスです(笑)

 

 

そもそも人はひとりひとり違う考え方を

持っていることが当たり前なわけで、

 

それを理解しようとすれば、それ相応の

努力と覚悟が求められます。

 

 

わかっていることかとは思いますが、

あらためてお伝えします。

 

人間関係を築くには、「努力」が必要なのです。

 

しかもそれは、

 

「必要があれば」です。

 

 

つまり必要とされない場面で、

「チームとしてまとまろう」

「相手のことを知らないといけない」

「相手は私のことを理解するべきだ」

 

と推し進めるのは、知力・体力のムダでしか

なく、何も得るものはありません。

 

むしろ、余計な「忖度(そんたく)」だけが

働きだし、消耗するばかりです。

 

 

「理解しよう」という態度を手放した瞬間、

 

人間関係は突然、うまくいくことがあります。

 

 

なぜか?

 

それは

 

お互いに「ほど良い距離感」ができたからなのです。

 

互いにとって心地の良いエリア(緩衝地帯)を、

確保することができたからです。

 

 

ダイバーシティが進まない理由はこれです。

 

つまり、

誰もが

 

「お互い歩み寄る必要があるし、理解し合える

はずだ」

 

という立ち位置から、一歩も譲らない、ということが、

ダイバーシティのつまづきの原因なのです。

 

そのためにダイバーシティとは、こう解釈されます。

 

「互いの踏み込み度合いが必要以上に求められる」と。

 

これは、本来の意味からほど遠い、勘違いです。

 

そんな取り組みだったら、誰だってイヤですよね。

面倒なだけです。

 

 

ダイバーシティの本質は

「相手に踏み込みすぎないように

 ほど良い距離感をキープできるか」

 

そして

「相手から踏み込ませないために

 ほど良い距離感をキープできるか」

 

ということから、まずは取り組まなければならない

と思っています。

 

いかがでしょうか。

 

 

ダイバーシティもインクルージョンも、

人間関係の本来のあり方を疑い、

立ち位置を見つめ直すことから始めてみては

いかがでしょうか。

 

最後に、

 

ダイバーシティはそもそも西洋的な価値観から、

永年かけて生まれた概念なわけですから、

 

私たち日本人がそんなに焦って、どうにかしよう

としなくてもいいんじゃないの?

 

むしろ、もう少し慎重に検討して扱った方が

良いのではないか?

 

と、個人的には思っていますが。

 

 

 

~人生とビジネスをフローにするために★☆

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

賢者は征服するよりも、

 

深入りしないことを得策とする。

 

 

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