2021/04/27

新社会人へ「それは、あなたのせいじゃない」

こんにちは。

 

いわゆるZ世代の活躍ぶりが、社会の期待と注目を集めていますね。

 

統計によれば、世界人口の比率でいうと、

ビジネスで影響力を持つといわれているX世代の人口が27%に対し、

Z世代はすでに32%に達しており、

すでに人口だけで見れば、一大勢力となっているのがわかります。

 

先日は、そんなZ世代と言われる新社会人の方々に講演をさせていただきました。

 

今回は、そこで少し触れた、「責任」というものについて、少し詳しく話していきます。

 

 

■「他人のせいにしてはいけない」と言うけれど

 

「ポストが赤いのも自分のせい」

有名な経営者が、おっしゃっていました。

 

若い頃の純粋だった私は、この言葉に触れたとき、こう思いました。

 

「世の中のすべてのことを、自分の責任にしてしまうとは、すごい覚悟だ。

そうやって腹をくくればこそ、偉大な経営ができるんだな」

 

世の中、ビジネスにかぎらず、

一般的に「他人のせいにするな。まずは自分の責任として考えなさい」

と、よく言われます。

 

それは「他責」といって、自分の責任を逃れるためにやることで、

逃げであり、卑怯である、と。

日本人の美徳に反する行為だ、と。

 

私も社会に出て、そう言われてきましたし、人にもそう伝えたことがあります。

 

しかし、人材開発という仕事に関わるようになってしばらくすると、

こういうタイプの人たちがいることに気づきました。

 

「私の力が足りないから、こうなりました」

「もっと私に能力があれば、うまくいったはずなのに」

「私のせいで、こんなことになってしまった」

 

たいていはまじめに仕事をしているビジネスマンです。

私から見れば、しっかり仕事をし、上司の機嫌もとり、部下の面倒も見られています。

 

なのに、こうして過剰なまでに自分を責めに責めるのです。。。

 

 

 

■過剰な「自責」がまねく不幸

 

「他責はいけない。自責こそ美徳」

 

この概念の正しさというのは、これまでに検証されたことがあるのでしょうか?

最近、はなはだ疑問を感じていいます。

 

たとえば、

 

ポストが赤いことは、はたして本当に私のせいなのでしょうか?

一国のリーダーが、リーダーシップをとれないのは、本当に私のせいなのでしょうか?

上司がむちゃぶりの仕事ばかり振ってくることは、本当に私のせいなのでしょうか?

お客様が怒ったことは、本当に私のせいなのでしょうか?

 

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

よくよく考えてみてほしいのです。

 

日本では、この概念がうまく検証されないまま、「美徳」と位置付けられてしまいました。

 

特にそれは、大きな影響力を持つ、カリスマリーダーから放たれる言葉だけに、

さらに「美徳」に拍車がかかってしまったように思うわけです。

 

 

■あなたのせいじゃないこともある

 

ハッキリ申し上げて、ポストが赤いのは、あなたのせいじゃありません。

 

日本郵政が決めたことなので、あなたには関係のないことです。

こんなことは、検証するまでもなくわかります。

 

Z世代の皆さん。

こういう詭弁(きべん)を、ちゃんと検証する目をもってください。

 

世の中では、詭弁をもって人を惹きつけようとする人のことを、「詐欺師」と呼びます。

 

ポストが赤いのは自分のせい。

道端にごみが落ちていることも自分のせい。

隣家の人がうるさいのも自分のせい。

 

こんなことをいちいち自分のせいとしてかかえてしまったら、

通常のメンタルを持つ人なら、半年で壊れてしまいます。

 

これは、「美徳」ではありません。思考停止なのです。

 

上司が無茶ぶりしてくるのは、

もしかしたら、上司が無能なのかもしれません。

もしかしたら、会社のどこかのしくみに問題があるのかもしれません。

 

 

■ほとんどのことは自分のせいではないけれど

 

もう少し踏み込んで説明するなら

 

「ポストが赤いことが、もし自分と何か関係があるとしたら、それは何でだろう?」

 

こんな風に考えてみるのは、ゲームとしてはあり、です。

 

風が吹けば桶屋が儲かる」という昔話のように、

世の中には「バタフライ・エフェクト」という不思議な現象が実際にあるわけで、

その関係性について探っていくとすれば、

それはむしろ、人間の好奇心を満たすロマンだと思います。

 

が、どうしても、日本ではそこまで説明してくれる人はいません。

 

ですから、私は若い世代の人たちに言いたいのです。

 

私たち(ミドル~シニア)の言うことを、信じすぎるな、と。

 

繰り返しますが、

 

詭弁によって人を惹きつけようとする人のことを、詐欺師といいます。

 

 

あなたのその目で何を見て、何を信じるか。

 

前回コラムの「反省しなくて良い」でお伝えしたように、

 

検証するスマートさを持ってください。

 

 

自責もほどほどに。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

われ自身がいだいている自信が、

他人に対する信用を芽生えさす。

2021/04/20

新社会人へ「上の世代との”折り合い”とは」

こんにちは。

 

春らしい陽気です。

この度、地元 飛騨高山での講演を行わせていただきました。

「新就職者 歓迎のつどい」です。

コロナ禍において200名規模のイベント開催を決行した、市の方々にとって

相当なご苦労もあったことと思います。

 

そして私が今回、こんな時代だからこそ新社会人の皆さんに伝えたかったこと、

ちゃんと伝わっているとうれしいです。

 

今回のコラムは、その一部をシェアさせていただきます。

 

若手が上の世代と折り合いをつけるとは、どういうことなのかをお伝えします。

 

 

■あのアニメにも出てきた『相補性』とは

 

「相補性」(そうほせい)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』でも、登場人物によってこの言葉がときどき使われていたので、

もしかしたら聞いたことはある、くらいの読者もいることでしょう。

 

「相補性」というのを極めて簡単に説明すると、

「まったく性質のことなるものどうしが、相互に補い合うことで、ひとつの体系を形づくる」という概念です。

 

今からおおよそ100年前に、デンマークの物理学者であるニールス・ボーアによって提唱されました。

量子のレベルで「お互いに補い合うことが自然の成り立ち」として提唱されたということは、この概念は、

世の中の成り立ちそのものについて、本質をズバリ言い当てているのではないでしょうか。

 

 

■人との関わりは断てない

 

人はひとりでは生きていけない、という言葉は昔からよく聞きますね。

生涯、誰とも関わりを持たないで生きていくことは、現実的には不可能でしょう。

 

実際に現実社会で、自分という存在を確認するには、他の誰かと関わりを持たなければできません。

ときには、それがわずらわしいと感じたり、放っておいてほしい、好きにやらせてほしいと思ったりすることもあるでしょう。

 

でも、生きている限り、私たちはこうした関係からは逃れることができません。

人の悩みの9割は人間関係にある、と言われるゆえんです。

 

若い世代は、ともすると、その上の世代のことをとかく煙たがる傾向があったりします。

「時代錯誤」、「考えが古い」、「昭和の価値観」、あるいは、

10代のシンガーが「うっせーわ」と歌った言葉に代表されるように、上の世代のことを突き放すような感覚が強く出るときがあるのではないでしょうか。

 

でも、この相補性という概念を本当に理解すれば、次の真実がわかってきます。つまり、

 

上の世代をはじめ、価値観の違う人などに対して突き放したり、

放っておいてほしいというスタンスをとったりすることが、

じつは、そもそも不自然な行為だということです。

 

簡単に言えば、

自分一人で存在しようとすること自体が成り立たないのです。

 

おおげさかもしれませんが、相補性という概念から発展させて考えると、こういうことが言えるのではないかと思うのです。

 

「万物は、個体では存在しえない。この世のあらゆるものが、何かしら他の存在と関わり合いながら、成立している」と。

 

 

■ダイバーシティの本質

 

これはつまり、「多様性(ダイバーシティ)」の本質的な考え方です。

多様な特性や価値観を持った存在どうしが、互いに影響し合いながら成り立っているからこそ、

この世界は今のありようにいたっているのです。

さまざまな存在どうしの影響のうえ、絶妙なバランスで世界が成り立っていると言えますね。

 

やや壮大なお話になりましたが、視点を私たちの足元に戻してみましょう。

お互いに補い合うこと(相補性)がダイバーシティの根源をなす考え方だとすると、私たちがやるべきことはたいへんシンプルです。それは、

 

価値観の違う人、特性の違う人たちと、あえて手を組むべきだ、ということです。

 

手を組むとは、相手のことを受け入れ、自分のことを受け入れてもらうことを通して、お互いを補い合うという意味です。

さらにそこから、ひとりでは生み出せなかった、新しい価値を生み出すこと、を意味するのです。

 

いかがですか。

相補性という考え方から、私たちが人間関係においてとるべきスタンスが見えてきましたね。

 

たしかに、同じ個性、同じ価値観どうしの人たちの方が、居心地は良いし、余計な摩擦が埋まることもありません。

が、新しい価値は生まれるでしょうか。

 

 

■異なるものどうしだからこそ価値が生まれる

 

異なる個性、異なる価値観が触れ合うからこそ、お互いの違いに目が行く。

そして、その違いから、かえって自分のことがわかり、相手のことがもっとわかる。

お互いに、自分にはなかった視点を手に入れ、歩み寄る。

そして、さまざまな相補を通して、調和を目指す。

 

こうした「能動的な補い合い」があるからこそ、新しい価値は生まれるのです。

まさに、相乗効果(シナジー)という効果は、こうして発生するのですね。

これが、俗に言う「ダイバーシティ&インクルージョン」の原型だと言えます。

 

前置きが長くなりましたが、ここまでのことが理解できれば、次のことはストンと落ちると思います。

 

「新しい世界を見たいなら、上の世代と折り合いをつけましょう」、ということを。

 

折り合いをつける、というのは、相手を突き放すことではありません。

かといって、すべてを受け入れてマネすることでもありません。

「上の世代の人たちが言っていることも、たしかに一理あるな」という感覚を大切にすべき、ということです。

 

もともと苦手だった人や、合わないなと思っていた人たちと、こうした折り合いをつけ始めると、面白いことが起きます。

それは、相手について、今までまったく気づかなかったこと、むしろ、見ないようにしていたことが、気づいたり見えたりするようになります。

相手を、新鮮な目でとらえることができるようになります。

 

これが、“相補”の、第一歩です。

すべてをはねつけるでもなく、すべてをマネするでもなく、ただ、折り合いをつけるというスタンスを貫きましょう。

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

われ自身がいだいている自信が、

他人に対する信用を芽生えさす。

2021/04/13

新社会人へ「反省はしないでよろしい」

こんにちは。

 

新社会人の姿を、都内でも見かけるようになりました。

いわゆるZ世代の皆さんに、今回もお伝えしたい内容です。

 

■反省ばかりしてきたオトナ

 

いつだったかのコラムで、こう書きました。

今の職場の上下間の課題は、「部活文化」の延長にあることが原因のひとつだ、と。

 

若者の考えがわからないことの怖さ。

その怖さを、「権力」というものでごまかしてしまうオトナ。

 

それはやはり、日本人が脈々と引き継いできた「反省の文化」でもあると思います。

 

何か失敗をやらかす。

「お前、わかってるのか!反省しろ!」

「はい。すみません。反省しています」

「よし。じゃあ、よろしい」

 

とにかく反省すれば、ことは収まる。

 

極端ですが、日本人のメンタリティーの大部分は、こういう曖昧さのなかで育まれてしまったように思います。

 

反省しているそぶりさえしておけば、怒っている相手は許してくれる。

そして、また同じ失敗を繰り返す。

 

■外資で見た衝撃の反省

 

忘れられない光景があります。

 

外資の企業での会議に陪席していました。

本国のディレクターに、現地(日本)の責任者が、数字の報告をする場面です。

 

その時点で、数字は、目標に遠く及ばない状況です。

私は内心、「これは荒れるな」とドキドキしていました。

 

ところが…

 

現地の責任者は、あろうことか、じつに朗々と、あるいは自慢げにすら思えるくらいのトーンで、

この状況を報告するではありませんか。

 

信じられないと思いました。

しかし、その内容を冷静に聞いていて、なるほどと思いました。

 

報告の内容は、大まかにいうと、

 

・計画されていたことは正当性があったが、想定外はこうだった

・そのときのベストはこうやって尽くした

・しかし、この部分が原因となって目標をくずしてしまった

・つまり次は、この部分を想定に入れて計画をするつもりである

 

という、まるでプレゼンです。

 

これはもはや、反省でありませんでした。

 

 

■反省とは、「なにもしない」ということ

 

反省好きの日本では、まずあり得ない光景だと思いますが、

私はこの場面に遭遇し、すがすがしい思いすらしました。

 

つまりこの外資企業では、起きたことを、反省でなく「分析」していたのです。

 

そのときに計画した自分は悪くない(いかにも外資ですが)。

大切なのは、起きたことを次に活かすために、分析して学んでいるか、ということです。

 

多くの上司部下の関係では、起きたことについて「人格」を責めることが、なぜか多いです。

これは、本当にやめてほしいことです。

 

起きたことについて、「現象」として分析することが、次につながる、本当の学びなのです。

 

つまり、「日本的反省」とは、
その場しのぎのスキルであって、
結局なにもしない、という意味です。

 

「自分が未熟でした」

「私が悪かったです」

「申し訳ございません」

 

謝れば済む。。。こうなると、せっかくの分析すべき現象は、置き去り。

後に残るのは、「人格否定された気まずさ」だけなのです。

 

 

■失敗を恐れる若者?それを作ったのは大人たち

 

肝心なのは、次に同じ失敗をしないために、何を学ぶのか、です。

 

若い人たちが社会に出て、すぐに自信を失ってしまうのは、

こうした反省文化による、「お前は俺たちより未熟なんだ」
という洗脳だと思っています。

そして、こうした反省の強制をやり続けるから、「失敗したくない」若者が増える。

当たり前のことでしょう。

 

「今の若者は失敗を恐れる」とよく聞きますが、そうさせたのは、私たちオトナなのです。

 

オトナこそ、反省すべきなのではないか、と。

いや、学ぶべきだと思うのです。

 

 

私は、新入社員と、50才のミドル社員が、親友のようになれる職場が理想だと思っています。

年下に対して「恐怖」を感じさせるのは、あまりに器が小さい。。。

 

オトナの私たちが、彼らをイキイキさせてこそ、持続可能な組織になると思いませんか?

 

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

あまり利口でない人たちは、

一般に自分のおよび得ない事柄については

なんでもけなす。

2021/04/05

新社会人へ「なんで信頼関係が大切なのか」

こんにちは。

 

いよいよ4月。さまざまな形でスタートを切った方にとっては、新鮮な日々を過ごされていることと思います。

 

そんな中で今回のコラムは、「新社会人へ」というテーマでさらに深めていきます。

 

今更だけど考えたい、信頼関係の大切さについてです。

 

 

■本当にあった笑えない話

もう7~8年前になるでしょうか。某メーカーの工場で、チームビルディングのワークショップを行っていたときのことです。

 

その研修には、工場長以下、従業員全員が参加していました。

ヒアリングやアンケートなど、事前の調査によって、その工場にはいくつかの課題があることが浮き彫りになっていました。

その結果を全員で共有した後、いくつかグループに分かれて、課題の原因、そして対策を立てていくのですが、その日はワークショップの初日でした。

 

もしかすると、ものづくりの現場であればよく聞くことかもしれませんが、

その工場で取り上げられた主な課題には、

例えば「在庫が減らない」、「品質のクレームが改善しない」、「ある製品群において納期遅れが常態化している」というものが、含まれていました。

 

が、それら諸々の課題を大きく引き離し、圧倒的に多く挙がった声があります。何だと思いますか?

 

それは、「この職場は、コミュニケーションがうまくいっていない」という不満でした。

それを裏付けるように、従業員アンケートでは、「管理職への信頼度」を示す指標が、業界および業種の平均を大きく下回るスコアとなっていたのです。

 

そして、真の問題が明るみに出たのは、このアンケートが当事者全員に開示された直後のことです。

 

私は全員が集合していた場で、工場で大きな影響力を持つと言われるA部長に対し、「この結果について、どう受け止めますか?」と、コメントを求めました。

するとA部長は、表情を少しも変えずに、こう言い放ちました。

「たしかにスコアは低いみたいだけど、信頼関係がなくったって、仕事はできるでしょ?違いますか?」。

 

他のグループにいる、若手や中堅社員から、声にならないため息が漏れたのを聞きました。

私はA部長のコメントにはすぐには反応せず、この人の上司である工場長に、視線を移してみました。

すると工場長、および周囲に座っていた部長の面々は、一様にニヤリとした笑みを浮かべているのがわかりました。

その静かな笑みの裏側を想像するに、

「まあ、A部長の言う通りだよな」あるいは「A部長、よく言ってくれた」という、おおむね同意しているときの笑みに私は感じました。

 

そして、そのまま私は今度、会場の後方でオブザーブをしていた、さらにその上司である、執行役員と、その横に座る工場人事の部長の方にも目をやりました。

すると、そのお二人の表情は、工場長たちとはまったく正反対のものでした。肩がこわばり、眉間にしわが寄り、スライドに表示されたスコアをにらみつけているようです。

 

 

■誰しも口先は「コミュニケーションが大事」と言う

 

私はコメントをしてくれたA部長にはなにも反応せず、今後は、工場長の方に歩いて近づいていきました。

そして、工場長の目を見て、嚙んで含むようにゆっくりとたずねました。

 

「工場長は、このままで、良いですか?」。

会場が一瞬ピリッとしたように感じました。

工場長の顔はそのとき一瞬でハッとした表情に変わり、「いえ、たしかに、この問題は、深刻ですね」と答えました。

「例えば?」私は質問を続けました。

「例えば。そうですね。やっぱり、こういうことが、若手が辞めていく原因にもなってるんじゃないかと。何とかしないと…そう思います」。

 

現場のリーダーのおごり。現場の若手のあきらめ。本部の怒りと心配。

組織開発のコンサルティングをする中で、こうした場面に遭うのは、じつは少なくありません。

 

この工場の場合、ひとくちに「コミュニケーション」の問題といっても、相当に根が深いという雰囲気は、伝わるでしょうか。

 

誰しも「コミュニケーションは大切だ」と言います。それを否定する人はいないでしょう。でも、なぜ、どれくらい大切なのかと問われると、自分の言葉でしっかり答えらえる人は、じつはそれほど多くありません。

 

 

■結論:風通しの良い組織はこうやってできる

 

ここで、テーマをコミュニケーションから「信頼関係」につながて、今さらですが一緒に考察してみましょう。

 

まず、結論からお伝えします。

 

「良い仕事をする組織は、信頼関係が強い」と、私は思っています。

そして、「信頼関係の強さは、人に対するポジティブな感情に比例する」。

さらに、「人に対するポジティブな感情は、コミュニケーションの質量に比例する」というのが私なりの持論です。

 

このように降りていくと、結果として、

「組織の強さって、コミュニケーションによって決定されるんだな」と見ることができますね。

 

その通りです。

すべての始まりは、コミュニケーションからだと言えるわけです。

 

ここで、簡単に、そのしくみを解説していきます。

 

<コミュニケーションと信頼関係の関係>

1)コミュニケーションが交わされる。 #気持ちに余裕を持つ

2)交わされる「情報」が増える。 #情報の流通量の増加

3)相手のことを、より深く知ることができる。 #人間関係の醸成

4)前よりも相手のことが好きになる。 #ポジティブ感情の増大

5)相手の言っていることや、求めていることが、よりわかるようになる。 #相互理解

6)お互いをサポートし合える関係が生まれる。 #信頼関係の構築

7)一緒に仕事をしていて、勘違いや、解釈ミスが減る。 #シナジーの創出

8)ミスや事故が減り、正確で質の良い仕事ができるようになる。 #生産性の向上

9)さらに、コミュニケーションが活性化されていく。 #風通しの良い組織 

  1. おわかりでしょうか。すべてはコミュニケーションから始まる、成功のループです。
  2. つまり、信頼関係はどれほど大切かと問われれば、
  3. 「みんなで良い仕事をするためには、絶対に外せない条件だ」と言えます。

 

コミュニケーションは大事、という説明は、このようにしていってはいかがでしょうか?

 

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

この世はいかに定めなく変わるように見えても
そこには目にみえぬ一種の連続があり、
常に摂理によってさだめられた秩序がある。
この摂理さえあればこそ、万物はそれぞれの列をすすみ、
その定命の流れに従うのである。

コーチングで東京で人気の株式会社リバース・フロウのお知らせをご覧ください

ビジネスコーチングを受けたことのない方も、ひとりで解決できない課題があるなら、まずはお気軽にご相談ください。
個人の能力が高いはずのプロスポーツ選手にも、必ずコーチがついています。ビジネスコーチとは、クライアントの能力を引き出し、第三者的な立場から冷静にアドバイスを送り、親身になってビジネスの目標達成へと導く心強い存在です。
東京の株式会社リバース・フロウのお知らせページでは、各種メディアへの掲載情報や取材情報などもご紹介しております。どんな会社がどんなサービスを提供しているのか気になる方も、ぜひお知らせページにてご確認ください。

CONTACT

お電話でのお問い合わせ 03-4540-4327 営業時間 月~金曜日 8:30~19:00

メールでのお問い合わせ

お問合わせ内容ごとにフォームを設けております。
以下のページよりフォームをお選びください。

お問い合わせはこちら