2021/02/23

それはマナー違反です

こんにちは。

 

つらいです。花粉症状がとにかくひどいです。。。

処方されたクスリもあまり効かず、夜中に何度も目覚め、目も鼻もまるで感覚を失ったかのようです。

こういうときは、なかなか集中力も続きませんね。

次男坊が「日本の杉の木をすべて切り倒す」のが夢の一つになったそうですが、気持ちがわかります(笑)

 

 

さて今回は、ぜひリーダーである皆様から若手に伝えてあげてほしいことがあります。

しかも、皆様にとっては、自信をもって伝えてあげられるお話になっていると思います。

 

 

それは、今さら「マナーの大切さ」についてです。

 

■いまさらだけど「マナー」の話を

 

とはいっても、ここで私がマナー講師のまねごとをつぶやくつもりはありません。

 

結論を先に言いますと、私は

 

マナー = コミュニケーション = 相手に対する思いやり

 

だと思っています。

 

私は仕事柄、さまざまな業種業態の会社に訪問することが多いのですが、

業界によって、従業員のみなさんの振る舞いに、やはり特徴があります。

 

なかでも私が特に気になってしまうことが、

 

「気軽さ」を勘違いしている人たちが、特定の業界に多い、ということです。

 

 

■「気軽さ」と「親しみやすさ」は違う

 

最初に申し上げれば、

 

「気軽さ」と「親しみやすさ」はまったく別もの

 

だということです。

 

業界独特の風土、つまり、よりフラットな関係でいられる職場環境にいると、

特にこの勘違いがおきます。

 

こうした風土に身を置いている若手社員は、

日ごろから敏感に最先端の情報に触れており、おおむね優秀な人たちが多いです。

 

上司とも「さんづけ」あるいは「ニックネーム」で呼び合って、とてもフランクな職場と言えます。

 

たしかに、働きやすい職場と言えるでしょう。

 

しかし、彼らにはわかっていないことが、ひとつだけあります。

その職場環境は、先輩たちが意識して作ったものだ、ということを。

 

けっして自然のなりゆきで、今のフランクな職場が出来上がったわけではない、ということです。

 

上司やそのまた上司が、上下関係に生じるムダをなんとか減らしたいと試行錯誤した結果、

今の職場の雰囲気ができている、ということを、彼らはあらためて知らなければなりません。

 

 

「フランクな職場だから、マナーを欠いても良い」というにはなりません。

つまり、そこに身を置く若手は、あまり調子に乗らない方が良いということです。

 

 

 

■「気軽さ」=「なれなれしさ」にならないために

 

先ほども述べたように、私はさまざまな企業を訪問していますが、

こうした「勘違いされた気軽さ」ゆえに、

マナー違反とすら思わせる場面に、何度も遭遇します。

 

例えば、

 

・外部の人間がいるエレベーターの中で、上司の批判を「気軽に」言い合う

 

・「気軽な」(カジュアル)な服装の度がすぎて、相手をシラけさせる。不安を与える

 

・ぶしつけな身振り手振りで、訪問客を「気軽に」扱う

 

など。

 

どうやら、それをやっている本人たちは、「親しみやすさ」を演出しているようです。

が、逆効果です。

 

なぜなら、そのように接せられた相手にとっては、「なれなれしい奴だな」と思われていることの方が多いから。

 

社会と組織を相手に、長年、さまざまな経験や知恵を得てきた年長者にとって、

彼らは、「確かに優秀かもしれんが、まだ社会に出て数年の小僧っこ」でしかないわけです。

 

つまり、気軽さをやってのけるにはまだまだ成熟していない、ということが言えるのではないでしょうか?

 

若手が職場の気軽さをそのまま「コピペ」して許されるのは、
まさに、その職場仲間だけだということです。
それを外に適用すると、とたんにしっぺ返しを食らいます。

 

「気軽さ」=「なれなれしさ」になってしまうのですね。

 

 

 

■「気軽さ」が、「親しみやすさ」として伝わるには

 

じつは「気軽さ」が「なれなれしさ」に向くのか、「親しみやすさ」と向くのかは、

非常に微妙な違いしかありません。

 

それは、先ほど言った「成熟さ」が必要だということです。

 

では、「成熟さ」には、いったいどんな要素が入っているか?

 

・相手に対する敬意

・相手に対する関心・好奇心

・心の距離を近づけたいという欲求

 

で構成されていると思います。

そのために、「親しみやすさ」が戦略的に奏功する、ということです。

 

「自分はイケている。だから相手も自分に興味を持ってくれている」と勘違いしている若手とはまさに真逆のものです。

 

 

気軽さとマナーが絶妙なバランスとなり、
それが「親しさ」に昇華されるのは、

いかに相手のことを考慮しているか、
という「成熟さ」が必要になるのです。

 

 

■「自分が承認されること」にしか興味がない人たち

 

若手にとっては少々耳の痛い話になったかもしれませんが、

 

「相手を軽んじる」という行為には、じつは「自分にしか興味がない」
という図式が成り立っています。

 

SNSに目をやれば、「自分がいかに映えるか」にしか興味がない人たちがたくさんいます。

 

これはなにも、若手にかぎったことではありません。

良い年したオトナだって、こういう人たちは多くいますね。もはや害です。

 

そういう人たちは、まだまだ精神的に「未熟」なままなのでしょう。

 

自分の誕生日に、いくつのメッセージをもらったかには敏感なのに、

友達の誕生日は、スルーする。など、、、

 

たしかに自分に興味関心が向くのは、人間として生物学的に必要なことです。

しかし、それと同じくらい、相手に興味関心を持てないところに、

彼らの「未熟さ」が浮き彫りになります。

 

 

■結論|未熟な人による「気軽さ」は、敵をつくる

 

「親しみやすさ」を演出したいなら、

 

まずは、相手のことを知ろうとすること。

そして、相手に気分良く過ごしてもらうこと。

最後に、自分のことを知ってもらうこと。

 

これが、成熟したマナーあるオトナの鉄則です。

 

リーダーである皆様へ。

部下といま一度、マナーについて話してみませんか?

リーダーである皆様にとって、自信をもってお話できる内容だと思いますよ。

 

 

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

大いなる欠点を持つことは、偉人たちのみに限られる。

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