2020/10/20

新しい時代 ふさわしい自己変容

こんにちは。

 

米国の大統領選挙も、本番まで1カ月となりましたね。

先月のテレビ討論の様子は世界中に放映され、多くの人の嘲笑とため息を生んだそうですが、

私はその様子を見ていて、

「そもそも人の話が聞けない人が、一国のリーダーで良いんだろうか?」と思ってしまいました。

 

世界中が注目する中、「恥」をさらすことに抵抗がなくなってしまったリーダーと、

それに慣れてしまった民衆。

以前、映画「帰ってきたヒトラー」を観たとき、最後に主人公が放った一言に、背筋が寒くなった感覚がよみがえりました。

 

 

さて、今回は、常々考察を重ねている「自己変容」について掘り下げます。

自分なりにできるかぎりわかりやすく整理したつもりなので、お読みいただければ幸いです。

 

 

■未来予測本を買わなくなった理由

 

私は毎年この時期、ある類いの本を数冊買って読むことにしています。

しかし、今年は一冊も購入していません。

その本とは、「来年を予測する」本です。

 

2021年の世界情勢はどうなる?

というタイトルを見れば、誰しも気になるでしょう。

私も仕事柄、大まかな世界情勢を押さえておくことは、非常に重要だと思っています。

 

が、特にここ10年ほどの予測本は、内容に新鮮味を感じなくなりました。

理由は、2つあります。

 

1つ。

内容が、前年までの焼き直し程度でしかない、ということ。

 

2つ。

世の中が、その予測をはるかに上回るスピードで変化している、ということ。

つまり、想定外ばかりが起きるようになってしまった。

 

以上の理由によって、予測本の類いに価値を感じなくなってしまいました。

特に、今年のパンデミック。私が読んだ予測本には、一行すら書かれていませんでした。

 

 

「未来を予測し、備えよ。」

 

よく聞く言葉です。

 

でも、こんなこと、できっこありません。

 

 

専門家すら外しまくっている未来予測です。

凡人の私には、とうていムリな話です。

 

したがって、

未来を予測することにたいした意味はない、と私は思うようになりました。

 

 

■想定外が当たり前の時代で

 

私たちが生きている時代は、想定外だらけ、というのが現実です。

パンデミック、自然災害などが、ほんとうに身近で乱発するなか、

むしろ、「今日はなにも起きなくて良かったね」ということが、普通になりつつあるのではないでしょうか。

 

何も起きない日常が、今ほど貴重だと思えるときは、過去なかったように思います。

 

そんなときだからこそ、「今までの生きる態度を見直すべきときが来た」ように思うのです。

 

 

未来を予測し、備える。これはできない話だとして。

 

それなら、これからの生き方は、こうです。

 

「足元の、確実なものを積み上げる」

 

私はそう思うようになりました。

 

 

私の思う自己変容とは、

時代に合わせて、継続的に自分をアップデートさせていくことです。

 

未来に向かい、夢を語ることも、たしかに大切です。

そのことが、多くの人を勇気づけ、希望を芽生えさせることは、間違いありません。

 

しかし同時に、不確実性が当たり前となってしまった時代(VUCA)、

 

夢を見ることと同じくらい、「現実を生きる」ことが、

 

価値を持つようになったのではないでしょうか。

 

これからの時代、今ここにないものを求めるよりも、

確実なものを積み上げ、そこに未来の芽をはぐくむ、という生き方です。

 

つまり、そうした時代に合わせて自己変容も求められるようになっていく、と思うのです。

 

 

■確実なものを取りにいく生き方

 

足元の確実なものとは何でしょうか?

 

それは、手の届く範囲に存在するものです。

 

例えば、

自分が過去から今にかけて、着実に積み上げてきた実績や経験、スキル、知識、人脈。

今自分で所有している、モノ、お金、時間。

今目の前にいる家族、友人、同僚、仕事のパートナー。

今自分を生き長らえさせてくれている、身体、そして感情。

こうしたものが、今確実に足元で確認できること、です。

 

こうしたものは、私たちがこれまでの人生をかけて得てきたものです。

 

今こそ、こうしたひとつひとつと丁寧に向き合い、確実に自分の血肉にすることが必要な気がします。

その血肉によって、みずからが幸福を感じるようになれれば、最高ですよね。

 

なぜなら、不確実がどんどん増している時代だからです。

いつ自分もそうした不確実性に巻き込まれても、おかしくはないからです。

 

今ここにない未来を心配したり、

今ここにないものをほしがったり、

今ここにいない誰かを恨んだり、

 

そんなことにとらわれるのは、

自分の身の回りに、整理がつかないほどの情報があふれ、人もあふれ、モノもあふれ、なおかつ

平和で何も起きないときにやることです。

 

今は、誰もが認める「有事」なのです。

去年までとは、時代の大前提が変わりました。

生活様式を変えろと、政府も口うるさく言ってくるほどです。

 

生活様式のみならず、自己変容というアップデートが、このタイミング強く迫られているように思います。

 

新しい幸せの求め方に、シフトしても良いタイミングかもしれませんね。

 

未来予測は、外れます。

 

確実なものを、取りに行きましょう。

 

来るべきときに備えて。

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

運命の恵みを少しも被らなかった人々にとっては、
運命がかくも暗闇に見えることはない。

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