2021/03/29

モチベーションにサヨウナラ

こんにちは。

 

春らしい暖かい日が続いていますね。

コロナ禍とはいえ、春が来ればそれはそれで、たくさんの人たちにとって新たなスタートになる時期です。

 

今回は、そんなスタートの時期だからこそ話しておきたい「仕事のモチベーション」について

考察していきたいと思います。

 

 

■モチベーションってなに?

 

モチベーション【motivation】

動機を与えること。動機づけ。誘因。ものごとを行なう意欲。やる気。(広辞苑より)

 

“モチベーション”というものを、あなたなら、どのようなものだと人に説明しますか。

 

仕事に対する関わり方、というテーマを考えるとき、必ずついてくる言葉があります。それが、「モチベーション」です。

 

「なんだか、いまいちモチベーションが上がらないなあ」。

「もっとモチベーションを高めないと、良い仕事ができないよ」。

「やる気スイッチが入らなくて」などなど。

モチベーションについて、よくこんな言葉を職場で聞くでしょう。

 

 

■それって、本当にコントロールできるの?

 

このように聞くと、まるで「モチベーションというものは、コントロールできる」と思われているようです。

モチベーションは、低ければ高くできるし、高くなったらキープできる、と。

そして、モチベーションさえ高くすれば、良い仕事ができる、と。

 

経営者をはじめ、多くの役職者の方々とお話をしていると、

「部下のモチベーションをなんとか高めてあげやりたいんだよ」と、よく相談を受けます。

どうやら、モチベーションというものの扱いについて、頭痛の種のひとつになっているようです。

 

しかし、仕事の良し悪しとモチベーションが関係しているというのは、はたして本当なのでしょうか。

さらに、それを他人がコントロールできる、というのも、本当でしょうか。

 

 

■モチベーションは、信仰に似ている…

 

じつは、このモチベーションという存在については、「特に気にする必要ない」と私は思っています。

 

別にモチベーションがあろうとなかろうと、それは仕事の良し悪しに、それほど大きく影響しないと、ほぼ確信しています。

 

例えば、私たちと同じく、プロフェッショナルという立場にいる、スポーツの世界を見てみましょう。

彼らプロスポーツ選手が「モチベーションが上がらないなあ。おかげでパフォーマンスを出せないや」なんて、つぶやいている姿を見たり、想像したりできるでしょうか。

 

彼らにとって、そういう言葉が出てきたときというのは、すなわちプロを辞めるときです。

 

彼らプロスポーツ選手にとって、モチベーションなどは、あってもなくてもたいして関係はないのです。

なぜなら、モチベーションに振り回されるよりもっと大事なこと、つまり、

明確にコミットした達成すべき“ゴール”、そして、それに向けてみずからを奮い立たせる“理由”があるからです。

 

ひるがえって、私たちが身を置いているエコノミー、つまりこのビジネスの世界では、なぜだかモチベーションというものが、やたらと慎重に扱われています。

 

もしもプロスポーツ選手が、なにかのはずみで私たちの会議に同席し、

そこで「もっとモチベーションを上げて仕事に取り組もう!」などと言いあっている場面に出くわしたら、はたしてどう思うでしょうか。

 

「結果を出すのがすべての世界にいて、そんなところから始めるの?」と、びっくりするのではないでしょうか。

私は、モチベーションとは、ある意味“信仰”のようなものではないかと思っています。

エコノミーの世界だけで用いられている、誰も見たことがないけれど、まことしやかにささやかれている“幻想”のようなものです。

 

 

■モチベーション低下のいちばんの要因はこれ

 

この際ですが、モチベーションという信仰は捨てませんか。

 

仕事がうまくいく原因や、うまくいかない原因を、モチベーションのせいにしてしまうと、そこで思考はストップしてしまいます。

 

本当は、うまくいっていることも、うまくいっていないことも、それぞれにちゃんと検証すれば、

その原因や要因が明らかになるものです。

 

もしかしたら、要因はモチベーションでなく、「仕事を回すしくみ」だったり、「上司の指示を勝手に解釈してしまっていた」だったりするかもしれません。

 

原因や要因がはっきりすれば、「次にどう手を打てるか」をしっかり考えられます。

ここで、「原因は、モチベーションが低かったせいです」で終わってしまったなら、「じゃあ次は、モチベーションを高くしてがんばろう」となってしまい、

これだと結局、“やる気論”に終始してしまうわけです。今よりも良い結果を望めることはないでしょう。

 

一般的に、モチベーションが上がらない理由というのは、以下のようなことが原因だと考えます。

・やるべき目的や理由が、わからない

・やるべきことの、手順があいまい

・やるべきことが、多すぎる

・やるべきことが、難しすぎる

つまり、これらに共通しているのは、何もかもが「ボンヤリしている」ということです。

 

モチベーションが上がらない共通の原因として、理解しておきましょう。

 

仕事がはかどらないことをモチベーションのせいにしそうになったら、

「ボンヤリ」を「ハッキリ」とさせる

ということで解消するのです。

 

 

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

肉体の労苦は、精神の労苦を癒す。

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