2016/09/11

被害者の長男に学びました

こんにちは。

エグゼクティブコーチ、チームビルダーの清原です。

 

いよいよ秋、の雰囲気ですね。

今日は横浜のクライアント家族と、食事をいただきました。

とても素敵なご家族で、その運の良さも納得できるほど

幸せな雰囲気でした。

 

さて、今日は、長男から学んだことを綴ります。

 

週末の学校で、長男はスマホと財布を盗まれました。

 

ひとり教室で作業をし、職員室に提出に行っている

わずか5分間で、カバンからスマホと財布が何者かに

取られたのです。

 

盗まれた、と断言しているのは、

ついさきほど、犯人が名乗り出てきたからです。

 

 

本人が何か間違って失くしたのでは、というところから

始まりましたが、珍しく本人は、「それは絶対ない」と

断言するものですから、あとは。。。

 

クラスメイトを疑う

隣のクラスメイトを疑う

たまに教室近くをウロついている上級生を疑う

 

色んな疑惑が浮かんでは消え、

それでもやはり、疑うことを口にできないもどかしさに

家族で苛まれていました。

そして、学校に手紙を書いたちょうどその頃、電話があったのです。

 

 

長男は、スマホアプリの「マインクラフト」(通称マイクラ)が

得意です。

自分だけのワールドを作り、そこにオンラインを通して

世界中のプレイヤーを招待するゲームです。

 

圧倒的にすごい世界観から、クラスメイトからも、それについては

ヒーロー扱いを受けるほどです。

 

その自分の世界を投影したスマホが、なくなったのです。

 

そのスマホが姿を消した2日間。

 

私は、長男の姿をよく見ていました。

 

長男はときたま、

「僕のスマホ、どこいったのかな」

としか、言いません。

 

私は正直、この二日間の彼の姿に、感動していたのです。

 

だって、だれもが認めたガキ大将だった私なら、

「どこのどいつが、盗んだんだ!ギタギタに切り刻んでやる」

を300回くらい言っていたでしょう。

 

しかし、長男は、盗まれた、と言わないんです。

「誰がやった?」ではなく

「どこに言った?」なんです。

 

長男は、被害者です。

加害者に対して文句を言ってもバチは当たらない。

 

それが、「僕のスマホ、どこにいったのかな」だけです。

 

 

涙が出ました。

 

 

そしてさきほど。。。

 

泣きじゃくるクラスメイト(盗った本人)から家に電話。

学校で大事になることが怖くなって、電話をしてきたのです。

 

離れて聞いてる私にも聞こえるぐらい、向こうのご両親が

どなり散らしているのも聞こえます。

「ごめんね。ゆるして」

と言っているようです。

 

 

長男は、

「うん。大丈夫だよ。ありがとうね、電話。

明日、返してね。おやすみ」

だけ、でした。

 

彼は今日、夢中になっている弓道部の練習に、

行かれませんでした。

特別に教室に入れてもらって、失ったものを

探しまわっていたからです。

 

それにも関わらず、大切なものをいたずらで隠した

同じ部のクラスメイトに、この対応です。

 

 

私は今回、彼から学びました。

 

「罪を憎んで、人を憎まず」とは、

こういうことを、言うのかと。

 

彼は人に対して怒りを向けませんでした。

スマホが早く返ってきてほしい。

その願いしかありませんでした。

 

憎しみ、怒り、落胆。

彼はかる~く乗り越えてしまっていたのです。

 

電話を切ったあと、ちゃんと彼にはフィードバックしました。

 

「お前のこの二日間の姿勢を見ていて、俺は本当に

すごいと思った。

尊敬するよ」と。

 

そして思いました、「ツイてる人間って、沈むのも最短」

だな、と。

 

 

 

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