2016/09/23

人をつなぐのは「質問力」しだい

こんにちは。

エグゼクティブコーチ、チームビルダーの清原です。
今回のパラリンピック、色々と感動しました。
民法ではほとんど放映されてませんが、NHKでは、
お金を我々から巻き上げている以上、やらざるを
得ないのでしょう。
かなりの頻度で放映してくれていましたね。
ド肝を抜かれたのは、(ウィルチェアー)ラグビーです。
唯一、障害者競技において、車椅子での体当たりが認められて
いるという種目。激しすぎます。
日本は見事、悲願の銅メダル獲得。鳥肌が立ちました。
エースである池崎選手に密着取材した番組(民法)を
見ていたときのことでした。
そのときの違和感をつづります。
この選手の家族との生活を撮影しているなかで、たまーに
撮影側が質問を投げかけるシーンがあるのですが、
そのときにやたらと気になった「たずね方」がありました。
それは、池崎選手がお気入りのラーメン店で、ラーメンを
食べていたときのことです。
「不便なこと、ないですか?」
という質問です。
池崎選手は人格者なのですね。
サラッと、
「特にないですよ。障害者は生活を工夫していますから」
と答えていました。
恐らく我々健常者と言われる人たちは、障害者を
目の当たりにしたとき、無意識に思っています。
「きっと、不便に違いない」
「なにか、手助けできないかな」と。
気をつけなければいけません。
そこに、我々が「手を差し伸べてあげる」側としての
エゴが生まれているからです。
つまり、勝手に「助ける側」に立ち、彼らに対して
「上から目線」になっているわけです。
このインタビュアーの「不便なことはないですか?」は、
まさに、エゴの塊のように、私には響きました。
その「質問力」のなさは、致命的ですらある、と。
自分のエゴに気づかず、
全国に放映する責任にも気づかず、
人に対する敬意をなくしていることにも気づかず、
撮影のプロとして、ほとんどこいつは失格だと思いました。
私はこの質問を聞いたとき、こういう風に捉えました。
「不便なこと、あるんでしょう?」
決めつけが、質問のニュアンスを変えます。
しかも、本人はそれに気づいていない。
障害者の方に、「不便なことはないですか?」
とたずねたところで、一体何を知ることができるのでしょう??
質問した側にとってみれば、単なる「場つなぎ」的な
投げかけだったかもしれません。
しかし、投げつけられた本人の、一瞬、呆れたような
表情、間(ま)は、何より質問者の愚かさを現していた
気がしてます。
質問力のなさは、場合によっては命取りとなります。
私はコーチとして、質問力をトレーニングとして人に
教えるような立場でもあります。
だから、質問は、する前の一瞬、吟味するよう心がけて
います。
で、私がもしこのインタビュアーだったら、何を投げかけていたか?
同じくラーメンを食べるのをご一緒しながら、
「ここには、どれくらいの頻度で来ているのですか?」
「お子さんも、よく連れてくるのですか?」
「激しい運動をしていると、やはり炭水化物は欠かせませんよね?」
そしてもし、不便さについて聞くのなら、こうたずねます。
「これがあったら便利だな、と思うことってありますか?」
質問を工夫する努力は、生きている限り怠ってはいけないと
思った瞬間でした。
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