2017/10/18

「リアクション」が人生をつくる

こんにちは。

リバース・フロウの清原です。

 

10月10日から11日まで、全国の凄腕経営者

ばかり32名が密かに集う、オトナの合宿に、

セミナー講師として呼んでいただきました。

 

シークレットな色合いが強いため、SNSなど

でシェアされることもないだけに、そこに集う

皆さま、本当に最初からオープンマインドで、

お互いを尊重し合う「徳の高さ」をお持ちでし

た。

 

 

そんな皆さまに向けて、私はと言えば、この

メルマガでメインテーマとしている、

 

「経営者の”非情力”」

 

について、初めてメルマガ以外で、体系立て

たお話をさせていただきました。

 

 

世間によくある、お手軽な自己啓発や、すぐ

に稼げますセミナーとは、まったく毛色が違

い、ここには、

 

地に足のついた、「リアル」の現場で成功

している経営者のみが集まっていました。

 

私のお伝えする、「非情力による本質経営」

が果たして、受け入れていただけるかどうか、

などという心配は、いっさい不要でした。

 

 

「世間によくある、やさしい、ふわっとした

内容ではない。

むしろその真逆だったが、じつに現実的で

実践的な内容でした」

 

 

「聞いたことのないテーマだったけど、

これこそ、本質だと思った。

心にグサッときた。すぐに実践したい」

 

 

ベテラン、凄腕経営者の皆さまからのこうし

たお声は、とても光栄で、心強いものでした。

 

 

セミナー講師として呼ばれたばかりでなく、

夕食懇親会、そして宿泊までお世話になり、

刺激と感謝の2日間でした。

 

 

懇親会が終わり、ホテルのバーで、ある社長

が口にされた言葉が印象的でした。

 

「清原さんがおっしゃるように、社長って

社員から悪口を言われながら、彼らにお金を

払う人なんですよね(笑)

 

銀行と戦い、

税務署と戦い、

株主と戦い

競合他社と戦い、

そして社員とも戦い…

 

最近は、労基署とも戦わないといけなくな

った。

労基署は、社長だけは守ってくれないです

からね。

社員が投げ出した仕事を、社長がいくら

肩代わりしても、問題にしないですから。

 

結局、社長はみずからが守らないといけな

い、ってことですよね」

 

これが、今の経営者の現実です。

 

 

私は、経営者の皆さまをもっと自由に、

もっとしなやかに、もっと軽やかにしたい。

あらためて、そんな思いで、この仕事をし

ているんだな、と心に刻んだ瞬間でした。

 

 

 

そんな講演の中で、じつは私がまだ触れて

いなかったテーマがあります。

 

今日はそのテーマについて、皆さまに共有

させていただきます。

 

 

それは、

 

リアクションが、人生をつくる」という

 

原理原則についてです。

 

 

・特定の社員や部下の、ある行動が、とても

私を腹立たしくさせる。

いけないとは思いつつも、つい怒鳴ってし

まう。口を出してしまう。

 

 

・上司の、ある行動が、とても私を恐れさせ

る。

それをされると、怖くて何も言えなくなる。

 

 

・社長がいつも私に取る、特定の言動に、

いつもイライラする。

それを感じると、口を聞きたくなくなる。

 

 

 

といった具合に、社長であっても社員であって

も、誰だって特定の、腹が立つポイント、逃げ

出してしまうポイント、でしゃばってしまうポ

イント、などを持っています。

 

 

これらすべては、いわゆる誰もがしてしまう、

「反射」的な行動と言われます。

 

 

つまりは、化学反応です。

 

 

まず「刺激」があり、

 

それに対して、

 

「反射」をする。

 

 

このこと自体は、物質から成り立つこの世界

で、あらゆる瞬間に、大なり小なり、私たち

の身の回りで起こっている、普通のことです。

 

こうして、このメルマガを書いている間も、

PCのキーを叩けば、文字が表示されたり、

 

眠気を感じれば(つまり脳ミソが酸欠になれ

ば)、あくびが出たり、するように。

 

 

すべては、刺激があれば、必ずそれにともなう

反応があります。

 

 

つまり、「作用」と「反作用」というものです

ね。

 

 

そうしてこれは、私たちが無意識におこなっ

ている、「人間関係」においても、多々見ら

れます。

 

 

そして、この人間関係における「反射的行動」

を、私は、

 

リアクション

 

と呼んでいます。

 

 

好きか嫌いかは別にして、いまだにCMでは、

あの「熱湯風呂」なるものが、人々の笑いを

誘います。

 

いわゆる、「リアクション芸人」と言われて

いる人たちが、世の中に存在します。

 

彼らが、なんでこんな奇妙なポジションを確立

できたのか?

 

それは、シンプルな理由です。

 

彼らの起こすリアクションが、いつも私たち

の予想を裏切るからです。

 

 

例えば、頭を叩かれれば、私も含めて、一般

的な反応としては、

 

「痛い!」と叫ぶ。

叩かれたところを手で押さえる。

相手に向かって怒りを露わにする。

あるいは、相手にやり返す。

 

ぐらいのことを、反射的に行います。

 

 

が、この「リアクション芸」というのを確立

した彼ら芸人は、違います。

 

頭を叩かれれば

「冷たい」と言う。

 

大量のワサビ入りのお寿司を食べて、

「おかわり」と言う。

 

こうした反射的行動は、通常、私たちの

予想を裏切ります。

 

そして、見ている私たちに色んな感情を

抱かせるわけです。

 

 

それはつまり、次のようなことを引き起こす

のです。

 

 

・人からの自分への関心をひきつける

 

・予定調和を崩して、創造的な空気を生む

 

 

といった現象です。

 

 

 

 

ここで、リアクションについての考察を深め

ていこうと思います。

 

 

我々が何気なく目にしている、いやむしろ、

あきあきしているかもしれない、

この手のリアクション芸などから…

 

 

深く学ぶことがあるはずなのです。

 

 

それは、これまでは「化学反応」として、

固く信じられてきた

 

刺激を与えれば、決まった反射が生まれる

 

(作用と反作用)

 

といった通説。

 

 

つまり、

 

「刺激」(作用)と「反射」(反作用)は

 

瞬時に起きるものであり、2つの間に何かが

 

挟まる余地はない。

 

といった通説。

 

 

これじつは、

私たち人間において言えば、通説ではない、

ということになります。

 

なぜか?

 

私たちは、リアクション芸人を見れば、それが

あっさりとわかるはずです。

 

彼らの、通常の予想を裏切るリアクションは、

つまり、

 

 

私たち人間は、

 

「刺激」のあと、少なくともほんのわずかな

 

間、「反射」の仕方を選ぶ余地を持っている。

 

 

ということが、なんと証明されているわけ

なのです。

 

 

言い切ってしまえば、

 

我々人間は、リアクションをコントロール

できるのです。

 

 

これは、なんという素晴らしいことなのでし

ょう。

 

 

実はこの、刺激と反射。

 

「人間は、反射を選ぶ余地を持つ」、というの

 

は、そう新しい発見ではないのです。

 

 

 

「刺激と反応との間には間隔がある。

 

その間隔に、反応を選ぶ私たちの自由と力がある。

 

私たちの反応の中には、成長と幸せがある」

 

 

これは、20世紀を生きた、オーストリアの精神科

医である、ヴィクトール・フランクルの言葉です。

 

 

そうです。

 

私たちは、リアクションを選ぶことができる

のです。

 

 

それは、いかに素晴らしいことか、例えばの

話…

 

例)

社長が会議で怒鳴り散らし、そのたびに

いつも自分は「反射的に」社長に反論を

する。

 

そうすると、そこからいつも決まって、

場が荒れる。

 

結果、まったく生産的な議論ができないまま

会議はタイムアウト。

 

妙なシコリだけが残り、職場にゆううつな

空気がじゅうまんする。

 

 

 

 

こうした反射、つまり、

「社長の強い口調に対して反射的に反論

してしまう」

という、リアクションが、変えられないと

思っている人がいたとしましょう。

 

 

では、この人がもし、「別のリアクション」

を選び、実際に実践することができるとした

ら??

 

 

こんな具合になることも、イメージできませんか?

 

 

その後)

 

やはり、今日も社長が会議で荒れ出した。

個人に対して攻撃し、いよいよまた自分が

責められる番になった。

 

そして、またいつも通り、社長はそのままの

荒れた口調で私を責める。

 

ここで、前々から考えていた、

「いつもとは違うリアクション」を取ること

にした。

 

反論をすることをやめ、こう言ってみる。

 

 

「社長のおっしゃる通りです。

そこにはさすがに気づきませんでした。

 

指摘していただき、ありがとうございます」

 

 

 

…さて。

 

 

その後、この会議の場は、どんな空気になるで

しょうか。

 

 

例えば、こんなことも考えられませんか?

 

 

例のつづき)

 

一瞬…

社長も含め、参加していたメンバーの空気が

ピタッととまる。

 

「おや?」と、全員が思っている様子。

 

いつもはここから、「またこれか」という

調子で、場が荒れ始める。

皆、やはりそう予想していた。

 

でも、今日は違う。

 

社長の反応はどうか。

まるで拍子抜けしたような、肩透かしを

食らったような…

この勢いをどこに持っていったら良いか

わからない様子。

 

そして、「うん…以降は…頼むよ」。

ようやく、絞り出した言葉がこれ。

 

会議の場はどうか。

社長の拍子抜けを受け取って、その場は

それ以上の、気まずい雰囲気にはならない。

 

まるでいつもと違うリズムが出てくる。

 

会議はそこで中断することはなく、その後

妙におとなしくなった社長を前に、メンバー

が小刻みに発言を続けていく。

 

今回は、じつに生産的な会議になった。

 

 

 

いかがでしょうか?

 

もちろん、こんなにうまくいくはずはなく

ても、

 

リアクションをコントロールできることが

いかに幸せか。

 

 

については、おわかりいただけたのではない

でしょうか。

 

 

私はこれを勝手に名付けて

 

「リアクションコントロール」と呼んでいます。

 

 

 

・つい、声を荒げてしまう

 

・つい、口をはさんでしまう

 

・つい、逃げ出してしまう

 

 

などなど。

 

いつも、特定の場面で自分が取っている

リアクションは、何ですか?

 

 

リアクションは、コントロールできるのです。

 

 

いつも、つい出てしまうリアクションを思い出

してみてください。

 

もしも…

 

 

もしも、次に同じような場面で、まったく

 

異なるリアクションができるとすれば、

 

どんなリアクションを取ることが、その場を

 

生産的にするでしょうか?

 

 

誰も傷つかず、誰もが前進できるでしょうか?

 

 

イメージできますか?

 

いえ、できますか?ではないですね。

 

 

社長なら、それくらいしましょう!

 

 

それは、社内のつまらない予定調和をぶっ壊す

 

くらいのインパクトがあるのです。

 

 

 

その場を生産的なもの、創造的なものにしたい

のなら、

 

一刻も早く、

 

その、まったく効果のあがらなかった

 

いつも通りのリアクションをやめて、

 

別のリアクションを取ってみるのです。

 

 

 

良いですか?

 

怒っても怒っても、変わらなかったのです

よね?

 

いつまで同じ方法にしがみついているので

しょうか?

 

クリエイティブな社長だったら、すぐに

次の手が想像できるはずです。

 

 

・だまる?

 

・笑う?

 

・その場から立ち去る?

 

 

なんだって良いです・

 

今よりマシなリアクションをコントロール

しましょう。

 

 

自分も職場もハッピーにする、シンプルで

ユーモアある方法。

 

それが、

 

 

リアクションコントロール

 

 

です。

 

 

私のクライアントである、優秀な経営者の

皆様にも、口酸っぱくお伝えし、そして

トレーニングを一緒にしているのが、これ

です。

 

 

部下に、ああしろ、こうしろ、というのも

良いのですが、

 

部下の言動に、反射的に怒る自分のリアクシ

ョンに「バリエーション」を増やすこと。

 

これが、リアクションコントロールの真髄

です。

 

 

この修業をともにしていくための取り組みを

始めませんか?

 

 

 

 

 

社長の職場が創造的で、生産的な職場となる

よう、心を込めて、このメルマガをお送りします。

 

 

 

<まとめ>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

・刺激に対して、反射はコントロールできる

 

 

・リアクションは、予定調和を崩し、その場を

生産的にする戦略である。

 

・決め手は、リアクションのバリエーション

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

~人生とビジネスをフローにするために★☆

 

 

◆◇◆ 今週の箴言(しんげん)◆◇◆
(ラ・ロシュフコーより)

 

自分の内に安らぎを見いだせないものが、

 

それを外に求めても無駄である。

 

 

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